カトリック教会

    カトリック教会は、イエス・キリストの弟子たちに始まり、二千年の歴史と伝統を持っています。弟子たちがイエスの命令に従って、その言葉と教えを、命をかけて各地に述べ伝えたように、カトリック教会は、現在も世界各地でイエスの言葉と教えを人々に述べ伝えています。イエスが生涯をかけてその言葉と行いで述べ伝えたことは「愛」という一言で言い表すことができます。紛争、差別、貧困、疾病,飢饉、災害など、さまざまな困難や混乱の中にある現代社会にあって、二千年の時を経た今なおイエスの言葉と教えは闇を照らす光です。

 教会の門は、すべての人のために、いつも開かれています。神は、すべての人を愛しておられる方です。あなたも、必ず神さまから愛されています。
 私たちは、毎週日曜日に教会に集まって、礼拝し、イエスの教えを聞きます(ミサ)。
 どうぞ、お気軽に教会にお越し下さい。私たちと一緒に神に祈り、教えを聞きましょう。

  はじめて教会へいらしたあなたに!    
  1. 初めて教会に来ました。どうすれば良いですか?
  2. 「ミサ」とは何ですか?
  3. 家でとなえる、やさしい祈りはありますか?
  4. カトリックの教えを学ぶには、どうすれば良いですか?

1 初めて教会に来ました。どうすれば良いですか?
 どうすれば良いかわからなくても何も心配することはありません。
【ミサがあるとき】
 聖堂の入口に腕章をしている係員がいる時は、「はじめてです。」とおっしゃってください。係員がご案内します。そして空いている席におかけください。
 その後は、まわりの人が立つ時に自分も立ち、まわりの人が座る時に自分も座るようになさってください。
.【ミサがないとき】
 聖堂が開いている時は、空いている席に着席し、静かに神様のことを黙想してみましょう。
 尚、聖堂内は飲食禁止です。
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 「ミサ」とは何ですか?
 ミサとは、カトリック教会で行ういちばん大切な祈りです。
 日曜日の他に、平日、また、結婚式、葬儀などのミサも行います。
 ミサの起源は、イエス・キリストの最後の晩餐です。、彼が死を迎えようとされた時にさかのばります。
 その時、十字架の死を覚悟しておられたイエスは、食事の途中、パンと葡萄酒の杯を取り、弟子に与えて、こう言われました。
 「これは、あなたがたのために渡される私のからだである。これは、私の血である。私の記念としてこれを行いなさい」
 そのとき以来、教会は最後の晩餐の式を繰り返してきました。
 それによってキリストの死と復活を記念し、私たちの救いのために神にいのちをささげられたキリストに、心を合わせるのです。
 ミサのとき、私たちは、神のすべての恵みに感謝をささげることにしています。
 ミサの途中、みんなが立って祭壇へ進み司祭から白いパン(「ご聖体」)をいただきますが、「ご聖体」は洗礼を受けた方だけがいただくことができます。カトリックの洗礼を受けていない方は、司祭を通して神さまからの「祝福」をいただくことができます。
 祝福を希望される方は、列に並び司祭の前に出て手を合わせ軽く頭をさげて「祝福をお願いします」と司祭に申し出てください。
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3 家でとなえるやさしい祈りがありますか?
 神さまに祈りたいときには、心の中で神を思いうかべて、自分の言葉で祈ればよいのです。
 日本の習慣に従って、正座しながら手を合わせて祈れば、集中しやすくなるでしょう。
 教会でも、同じように手を合わせて祈る習慣があります。
 祈るとき、自分が一生懸命にやっている毎日の仕事を神さまにささげればよいのです。
 よいことをしようとしているならば、その行いが必ず神に喜ばれるからです。
 よいことをしようとする心は、神さまへのいちばんすばらしい供物です。
 また、祈る気持ちを助けるために、祈りの文句を覚えるのもよいことです。
 教会では特に皆さんが唱える二つの祈りがあります。

 主の祈り(イエスさまが教えてくださった祈りです。)
  天におられるわたしたちの父よ、
  み名が聖とされますように。
  み国が来ますように。
  みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
  わたしたちの日ごとの糧を今日も お与えください。
  わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
  わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。

  アーメン
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 アヴェ・マリアの祈り(聖書の中の受胎告知のことばから取った、マリアさまへの祈りです。)
  アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、 主はあなたとともにおられます。
  あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。
  神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、
  今も、死を迎える時も、お祈りください。
  アーメン

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 平和を求める祈り(アシジの聖フランシスコが作った祈り)
  神よ、わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
  憎しみのあるところに愛を、
  いさかいのあるところにゆるしを、
  分裂のあるところに一致を、
  疑いのあるところに信仰を、
  誤っているところに真理を、
  絶望のあるところに希望を、
  闇に光を、
  悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。

  慰められるよりは慰めることを、
  理解されるよりは理解することを、
  愛されるよりは愛することを、求めますように。

  わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからからゆるされ、
  すべてを捧げて永遠のいのちをいただくのです。
  アーメン
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 使徒信条(キリスト教の基本的教義を12カ条にまとめたもの)
  天地の創造主、全能の父である神を信じます。
  父のひとり子、わたしたちの主
  イエス・キリストを信じます。
  主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、
  ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられて死に、葬られ、陰府(よみ)に下り、
  三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父である神の右の座に着き、
  生者(せいしゃ)と死者を裁くために来られます。
  聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、
  永遠のいのちを信じます。アーメン。

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4 力トリツクの教えを学ぶには、どうすれば良いですか?
 現代の私たちは、毎日の務めに追われて、ゆっくりと考える余裕がありません。
 しかし、明るく生きるためには、いつか自分の生きる道を考える必要があるでしょう。
 そのため、教会では、希望者を対象にいろいろな研究会を開き、家庭、仕事、年齢の状況に合わせて、研究グループや時間を設けています。
 場合によって、個人でも指導を受けることができるでしょう。
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