聖木曜日ミサ 2005.3.24





説教





聖体安置式へ



ミサ中,聖体安置式中,こんな話をされました。

「今,奉献が始まります。最初に按手します。按手のその瞬間に聖霊がここに下ります。
何のためですか。
主イエス・キリストの体と血に,パンと葡萄酒が変わります。主がここにおられます。」


「今,御父に捧げますと言いました。
今からも「捧げます」と言います。
私たちが,イエス様の体と血を父なる神に,私たちが捧げます。
私たちも私たちのすべてを捧げます。誰のためでしょう。
祈りを求めている人,苦しんでいる人,飢えている人この人達のために捧げる。
ミサは私のためではない。人のためなのです。」


「イエス様は全部を捧げました。
イエス様が捧げたと同じように,私たちも全部を捧げます。これが聖体拝領です。
御聖体は自分の楽しみのためにあるのではありません。人のために捧げます。
御聖体をいただくときに私は人のために死ぬのです。という決意をしましょう。
御聖体をいただきました。今,人を愛する,人に仕えるという決意を持ってミサから出るようにいたしましょう。」